スクエアダンスってなんだ

 

楽しく踊るために

 

 スクエアダンスの基本ルールをご紹介します。“思いやり”と“礼儀”を基本とした以下のルールは、すべてのスクエアダンサーに知っ てもらいたい最も大切なルールです。ルールとは言っても、楽しさを制限するものではありません。最高の満足が得られる道に皆さん をご案内するための、案内標識だとお考えください。これらはいずれも過去の経験から得られたもので、アメリカン・スクエアダンスの楽 しさを永続させるための最も基本的なルールーです。 GRAND RULES

 

SQUARE DANCING「スクエア・ダンス十則」

 

1.BE A GOOD LISTENER  (よく耳を傾けよ

  スクエアダンスのコーラ-の指示によって踊りを進めます。ダンサーはコールより2呼間おくれて踊ります。ダンサーは、このコールに対して正確に、そして反射的の動くほかには何も考えることはできません。これはダンス歴の少ないダンサーには特に言うことができま す。ダンスの間、他のダンサーに不必要な会話は大変迷惑になることがあります。ホールの中には一人の教師(コーラーのこと)しか いないことを忘れてはいけません。ダンサー同志の間では、ムダ口をはくよりも、正しいタイミングで正しい方向を向いて、正しい位置 にいることが他のダンサーを助ける最良の方法であることを忘れてはなりません。

 

2.GET INTO SQUEARS QUICKLY  (セットを早くつくれ)

 コーラ-がセットを作るよう呼びかけたら、パートナーを早くさそって、近くのあいているセットにすぐ入りましょう。これは、すべてのダ ンサーがたのしくダンスを初めるために非常に大切なことです。もし、セットを作るの1Couple必要な時には指を1本、2coupleの時は2 本上げて、セットをさがしているダンサーとコーラーに知らせましょう。男性は積極的に立って、近くの女性をパートナーにさそうよう努 めて下さい。

 

3.BE A COURTEOUS DANCER  (礼儀正しくあれ)

 最上の礼儀は常に感謝することです。パートナーとセットの仲間入りをしたら、他のダンサーと軽く目礼ぐらいは交換したいもので す。特に注意なければならないのは、一度手をつないだら踊りが終わるまでは他の仲間を残してセットから抜け出してはいけません。 非常の場合には、ダンスをしていない人をさがして、代りにセットに入ってもらいましょう。

 

4.BE ON TIME FOR CLUB AND CLASS  (時間を守れ)

  コーラーはプログラムの初めと終わりとに重点をおいています。遅れてきたり、早く帰ることは、コーラーの用意してきたものを完全に 利用しないことになります。さらに大切なことは、スクエア・ダンスは1人が遅れることは、他の人がセットを組めずにいることを意味して います。

 

5.BE A THOUGHTFUL DANCER  (考え深くあれ)

  スクエア・ダンスは他人と接近することが多く、しかも運動量のはげしいものです。個人個人が自分の清潔に対して注意することは大 切なことです。スクエア・ダンスの楽しさは、一人一人が自分から作りあげていくものです。踊りの前にアルコール類を飲むなどはもっ てのほかです。より良いダンサーとなるために常に考え深くありましょう。

 

6.BE A COOPERATIVE DANCER  (協力を惜しむな)

  スクエアダンスは8人の個々の気ままで勝手な行動でできるものではありません。又、個人的なみせびらかしも決して許されません。 スクエア・ダンスの本当の楽しみは一人一人が気をつけてダンスがスムースに行なえるように、自分に与えられた義務と分担を果たす ことから生まれます。

 

7.TAKE IT EASY  (ムリをするな)

  度をすごしてはいけません。初めてまもないダンサーにとっては特に疲れがはげしいものです。疲れたら腰をおろして休憩しましょ う。他のダンサーの踊りを見たり、コーラーの言っていることを聞いたりすることによって、他の新しいものを学ぶこともあります。

 

8.BE A FRIENDLY DANCER  (友情を深めよ)

 友情はスクエアダンスからのすばらしいプレゼントです。スクエア・ダンスでできるだけ違った人とセットを組みパートナーとなる機会 をもちましょう。新たなすばらしい友達ができます。友情の輪を大きく広げましょう。スクエア・ダンスには「音楽で組み立てられた友情」 という上手な表現があります。

 

9.YOUR NEVER THROUGH LEARNING  (常に学べ)

  スクエア・ダンスには常に学ぶべき何かがあり、改善すべき所も多くあります。もし不明な点や新しいアイディアがあれば、チャンスを 見つけてコーラーやリーダーに話しましょう。そのことは、クラブにとっても他のダンサーにとっても、きっとプラスになるはずです。

 

10.ENJOY YOURSELF HAVE FUN  (ほほえみをもて)

 貴方のすばらしいほほえみが他のダンサーに与える影響は非常に大きなものです。楽しみは伝染します。スクエア・ダンスを踊りにく ることは、楽しい時を期待することでもあり、又それをスクエア・ダンスで得ることができます。ダンスの最中にあまり大きな声を上げると、 他のダンサーがコーラーの指示を聞けません。他の話は休憩中にしましょう。拍手することによってコーラーをたたえ、セットの仲間に 感謝し、あなた自身をも称えましょう。最後までやり得たのはあなた自身であり、スクエア・ダンサーとしての任務を完全に成しとげたと いうすばらしい経験をしたもの、貴方自信であることを忘れないで下さい。

 

 

クラブを大切に(自分のクラブはダンスにふるさと)

  スクエアダンス・クラブは、スクエアダンスの活動の中心となる場です。大きなクラブ、小さなクラブ、誰でも踊りにいけるク ラブ、会場の大きさに見合った会員制のクラブ。スクエアダンス・クラブとは、友情という精神と、快適なダンスという理想が具体的な 形となって現れた場所なのす。ビギナークラスのメンバーが、やがてはクラブのメンバーとなります。そこでは単にダダンスを楽しむだけでなく、一緒にいるのが楽し い仲間の見つかります。ところでダンサーは、別の観点でクラブから役割を与えられます。ほとんどのメンバーが何かしらの簡単な責 任を受け持ってる。そういうグループが一番うまくクラブを運営できるのです。入口で出迎えする係や、スナックを考えて準備する係な どがそうです。

 

出典: スクエアダンス機関紙:88。05 №100、スクエアダンス機関紙:‘88.07 №101、スクエアダンス機関紙:‘88.09 №102

 

 

Square Danceの活動は

  次のように10のレベルに分かれて行なわれています。上のレベルでは、コールやコンセプトなど覚えることは多くなります が、変化や意外性を多く楽しめるようになります。 Basic、Mainstream、Plus、Advanced1、Advanced2、Challenge1、Challenge2、Challenge3A、Challenge3B、Challenge4 略して、BS,MS,P,A1,A2,C1,C2,C3A,C3B,C4と呼ばれています。上のレベルでは、下位のレベルコールをいろいろな体型 から使用します。従って、各レベルを確実にマスターすることが必要です。

 

High Levelへ進むあなたに

○先ずやるきが大切です。何となく始めた……では、やはり何となく終わってしまうのではないでしょうか。ワークショップやパーティーで分からなかったことは、資料を見るなり、聞くなりして、確実に覚えるようにしましょう

 

○先ずやるきが大切です。何となく始めた……では、やはり何となく終わってしまうのではないでしょうか。ワークショップやパーティーで分からなかったことは、資料を見るなり、聞くなりして、確実に覚えるようにしましょう○先ずやるきが大切です。何となく始めた……では、やはり何となく終わってしまうのではないでしょうか。ワークショップやパーティーで分からなかったことは、資料を見るなり、聞くなりして、確実に覚えるようにしましょう。

 

○ほほえみと笑顔で踊りましょう。難しくなると考え込んでこわい顔となるのは仕方ないことですが、ますますダンスが難しくなってしまいます。ダンスは楽しむためのものですから、いい顔をして楽しく踊ることを心がけましょう。

 

○スクエアダンスは、8人で動くものです。分かっている人だけが勝手に動いてしまっては、どうしようもありません。分からなくて困っている人を助けてあげましょう。でも、引っぱったり押したりしてはいけません。指で示したり、簡単なヒントを言葉で言ってあげてください。強引なリードや口うるさいことでは、気分を害したり気まずくなってしまいます。

 

○もし、分からなくて流れからはずれてしまったときは、自分のセットの“といめん”の人を見て対角線の位置へ行く、他のセットを見て自分の位置へ行く、空いているところへとりあえず入る。などにより、信じられないくらいに、回復することが可能です。分からなかったことは、そのtip(チップ)が終わってからにして、とにかく踊り続けることが大切です。

  

○コールは人間が行なうものですから、あいまいなものもありますが、ルールがあります。動く範囲、だれがどうする、終わりのポジションは….など、コールを覚えることから全ては始まりますから、コールを確実に覚えましょう。

 

○常に、体型(フォーメーション、formation)のどの位置にいるかを確認しましょう。体型が変われば、動くことも、動く方向も全く違ってくるからです。一つのコールが終わるときの体型の確認は、次のコールを動くためにとても大切です。確実に手を取り合って確認しましょう。難しい体型では、自分の前と後ろの位置を手で指さすことで確認することが大切で、体型が見えなかった人を助けることもできます。

 

○指示された人は、“はい”と声を出して、手を高く挙げましょう。手を挙げることは、自分のためよりは他の人のために必要です。どの位置の人が指示されているかが分かれば、誰と動くかも分かり、とても動きやすくなります。○小さく踊りましょう。ともすれば体型は広がりがちです。広がってしまうと、余計に歩く必要があり、次のコールに遅れますし体型がバラバラになってしまうかもしれません。コールが終わってから中心へ動くことではないことに注意してください。それでは遅れてしまいます。終わるちょっとまえに小さくする方向へ動くようにしてください。

 

○スクエアダンスは、どのレベルも楽しいものでなくてはなりなせん。皆さんの努力で、もっともっと楽しいダンスにしましょう

 

 

カントリー&ウェスタンのメロディーにのって

 

  スクエアダンスをはじめてみませんか? 

 

 スクアエダンスはアメリカ西部開拓時代に生まれ、8人が手をとりあって踊るさわやかな踊りです。

 

 カントリー&ウエスタンメロディーにのって、あなたとアナタのすばらしい出会いをきっとたのしいものにしてくれるでしょう。

 

 

スクエアダンスの起源

 

 17世紀初期のヨーロッパからアメリカに移住した人々が自国コントラダンスやカドリールを変化させてスクアエダンスを作り上げたのが元祖と言われています。戦後役10年の間に古い伝統的なスクアエダンスから現在踊られている意外性と都会的センスを加味したモダン・スクアエダン スに改良されて来ました。

 

 日本での歴史

 

 終戦後、進駐軍民間教育担当官のニブロ氏によってアメリカ合衆国で生まれた楽しいフォークダンスの一種として初め

 

て紹介され、瞬く間に日本各地で踊られるようになりました、

 

 

どこで踊られているか

 

 アメリカ、カナダ、イギリス、フランス、ドイツ、オランダ、スウエーデン、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、台湾、韓国、日本などで踊られています。本場アメリカでは3,500万人の愛好者がいます。日本でも全国に多数のクラブ、そして愛好者が楽しんでおります。

 

 

どこの国でも踊れます

 

  国際スクアエダンス・コーラ-ズ協会(CALLRELAB)では世界中のどの国でスクエアダンスを習っても、どこの国でも踊れるようにスクアエダンスの基本動作を共通で教えるように定めています。日本のスクアエダンスは同協会の決定したプログラムに基き指導されていますのでどこの国にいっても踊れます。

 

事務局

 

一般社団法人 日本スクアエダンス協会       

 

                        ホームページhttp://www.squaredance.or.jp/

 

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